このシステムは、ディファレンシャルGPS(DGPS)を使用して、GISデータ・地質調査・概略測量・ナビゲーション等を1m以下の精度でデータ収集することができ、作業コストを大幅に低く抑えることが可能なシステムです。現在は、林業、漁港・農地関連で使用されてきています。

 

■処理概要
■製品の特徴
必要ハードウェア

海上保安庁の運用するディファレンシャルGPS基準局の配置とカバー範囲

DGPS補正データについて

伝送速度及び送信出力

伝送速度: 200bps、送信出力:75W

有効範囲

DGPS基準局から約200Km以内の海上

伝送フォーマット

ITU-R M.823-1(RTCM SC-104)

メッセージタイプ

3, 5, 6, 7, 9, 16

 

■処理概要

   1.漁礁の設置場所や港の位置、灯台の位置、浮標などを入力。それにしたがって、現在位置や目標までのナビゲーションを行います。

   2.測量船やクレーン台船にGPSを取付け、パソコンと接続します。あらかじめ作成しておいたデータをもとに現場までのナビゲーションを行います。

   3.クレーン船などから漁礁を設置したら、設置ボタンを行うだけで、簡単にデータを登録できます。
    日付ごとに識別できるように、色などを変更できます。
操作はごくシンプルなものなので、クレーンを操作しながらでも行えます。

   4.漁礁のデータを登録したら、設置場所の座標や離れ距離、図などを出力できます。
    
また、データはSIMAデータDXFでの出力も出来ますので、測量ソフト、CADソフトなどへデータを渡すことも出来ます。

 

製品の特徴

・設置場所やナビゲーションを1m以下の精度で調査できます。(座標精度はGPSに依存しています)
RTK−GPSを使えば、1cm単位の精度を保つことも可能です。
GPS本体の操作も簡単ですので、初期化さえしておけばその後の操作はほとんど無くなります。

・受信機から出力される位置と時間をノートパソコン・ペンコンピュータ・パームサイズPCで受け取り、地図に現在地を表示し、目的地へのナビゲーション(誘導)が行えます。

※パームサイズPCでは、地図は表示されません。

 

・背景データとして使用できる地図はベクタ(DXF・SIMA)とラスタ(Tiff)の多種に対応しており、測量システム・汎用CADとデータの受け渡しが可能です。

 ・収集データはレイヤ管理が可能で、属性分類を行いながらの調査が可能です。日付ごとに表示色を変更や設置物により属性を切替えるなど可能です。

 

 ・ポイント観測ごとに標準偏差を表示し、現地で精度を確認しながら作業が行えるための観測ミスの発生を防ぎ、背景地図のない地域でも安心して使用できます。

 ・簡易CAD機能を使用しポイントを結び、線・面・単点を生成し路線長や面積を求めたり、不要なデータを削除する事が出来ます。なお、頂点記号を選択してその地点にあったマークを落とすこともできます。

 

 

 ・外部データに出力するフォーマットを多数用意し、ユーザーが使用するGISシステム・測量システム・汎用CADなどへデータの受け渡しが可能です。

 

 

 必要ハードウェア

 1.   GPSアンテナ及び受信機。

RTK-GPSも利用可能です。D-GPSシステムでは約1m程度の誤差を持つ精度です。RTK-GPSでは1〜10cm程度の誤差を持つ精度です。
更新レート 1Hz以上です。
NMEA-0183(GGA必修)・GGKフォーマットで出力されているデータを受け取り、現在地の表示や目的地へのナビゲーションをおこなっています。

 2.    パソコン

GPSRS-232C及びBluetooth/USBシリアルケーブル。 USBポート2つ以上
推奨するパソコンスペックとしてはWindows XP ProSP3(32bit)/Windows 7ProSP1(32bit) 
CPUとしては
Core2以上、メモリ4GB、300GB以上空きハードディスク。
1024×768以上解像度を持つディスプレイ。 Excel2007以上

 3.    サブモニター

クレーン操作員とソフト運用員が異なる場合など、複数人で状況を確認する必要がある場合は液晶15インチ程度のモニターがあると便利です。

 4.    取付形態

クレーン上部にGPSアンテナを備えつけます。GPS受信機などはクレーン操作室などにおきます。アンテナと受信機は同軸ケーブルの接続です。
その他、受信機とPCを接続するケーブル、受信機、PC用のバッテリーもしくは100V電源、サブモニター用ケーブルなどが一般的に必要になります。

 

←top